現在、汗疱には根本的な治療法がありません。17歳のころから治療を続けて10年が経ちました。
手のひらや指の横側、指の腹の部分に水疱ができて、それが痒くなります。
かきむしってしまうので、いつもどこかが血まみれです。
病院では対処療法を案内されます。治ったと思ったらまた症状がでてくる。のくり返しです。
本日は、汗疱・異汗性湿疹(いかんせいしっしん)のケアをする上で用意したほうが良いオススメ治療用品をまとめました。自分の病気と向きあって、上手く付き合っていきましょう。
この記事のもくじ
手湿疹ケアの必須アイテム(消耗品)
包帯などの消耗品は、病院や薬局で購入することができますが、Amazonで買ったほうが確実に安いです。何度も購入するものなので、100円でも安く購入しようという努力。
ニチバン 粘着包帯 メッシュポアテープ
是非何社か試してみてください。ニチバンが最強なのがわかって戴けると思います。
普通の包帯も最初は使っていましたが、手に使う場合、すぐほどけて意味を成しません。問題外。おまとめ購入が必要なので、何か買う時についでに購入するようにしています。
ガーゼ
ガーゼはいつも使うので、大量にストックしています。
これは、どれを買っても同じなのでコットンのものを適当に選んでいます。
亜鉛華軟膏
この薬を貰うためにわざわざ通院していますが、ネットでも「亜鉛華軟膏」は購入できるんですね。
亜鉛華軟膏の効果についての記事も書いていますので、参考にしてください。2~3日あれば皮膚が元通りになり日常生活ができる状態になります。
マキロン 消毒液
これはマキロンしか使ったことがないので比較はできませんが、定番のマキロン。
手湿疹ケアの必須アイテム(常備品)
メイクボックス(汗疱専用の薬箱)
汗疱が異汗性湿疹になった場合にはもう、手がボロボロなんです。薬箱の中から、他の薬をかき分けて自分の欲しい薬を見つけ出すのがたいへんだったから分けました。
手の薬関係は全てまとめたので、取り出しやすくケアがやりやすくなりました。ハサミなんかも、専用にすることでわざわざ文具入れから取り出さなくて良くなったので、この薬箱があれば処置ができます。
今では、長期の旅行でもこの薬箱を持ち運んでいます。
アクリルコップ(チューブ軟膏入れ)
それだと袋の外からどれを使ったか一見して分かりません。
なので、アクリル製の透明ケースにいれています。立てておくことで、場所もとりません。
私は無印のものをつかっています。うがい用のコップらしいです。
チタンコートのハサミ(ベタつき防止加工)
たったそれだけでも痒くなる原因になるため、無駄な圧力は本当に厳禁。
そのため、よく切れるハサミを専用で使っています。
ベタつき防止加工は、亜鉛華軟膏を塗ったガーゼを切るときに布に噛んで上手く切れないから。かかりつけの病院で使っていた同じモノを看護師さんに聞いて、その日に購入しました。
ファスナーつきナイロンケース
無印のEVAケースB6サイズのものを使っています。全て、メイクボックスに入れて管理を行います。
材質もしっかりしています。
ヘアゴム
主に、粘着包帯の固定に使います。ロール型の包帯なので、緩んで邪魔になってしまうのを防ぎます。
嫁のヘアゴムを奪って使っています。
日常のケア用品 まとめ
いかがでしたでしょうか。汗疱・異汗性湿疹のケアにいつも使っているアイテムをまとめてみました。汗疱用のモノを一箇所にまとめるだけでも、使い勝手がよくなります。頻繁に使うものなので、オススメです。
汗疱(異汗性湿疹)は手のひらに水疱ができ、痒く辛い病気です。病院で診断してもらっても、治療法がなく根絶が出来ない。
病院では対処療法しかしてくれないので、治ったと思ったらまた症状がでてくる。このくり返しです。
長い目で、この病気と向き合わないといけません。
ケアには手間と時間がかかります。本日紹介したもので、その負担を軽減できたら良いなと思います。
コチラのリンク先では汗疱・異汗性湿疹についての情報をまとめています。御覧ください。
ビオチン治療にチャレンジします
完全な余談ですが、とある方が紹介してくれたサイトから、「掌蹠膿疱症や汗疱、アトピーに効く、きれいに完治する」と、まことしやかに噂されている「ビオチン治療」というものに興味を持っています。
ビオチンというのは、皮膚を作るときに使われるビタミンBの一種。ビオチンは体内で作られるのですが、腸内で悪玉菌がビオチンを食ってしまってビオチン欠乏症になると、肌の湿疹がでるらしいのです。
なくなってしまったビオチンを、サプリメントで摂取して体内から体質を変えていくという治療法です。ビオチンは水溶性で副作用はないとのことなので、チャレンジしてみます。
現在Amazonで購入して到着を待っているところですので、効果がでたら紹介したいと思います。ビオチン治療には3つのサプリが必要なようです。そして効果が出るまでに1~2年かかるとのこと。
1日の摂取量
- ビオチン…5mg×3回
- ミヤリサン…40mg×3回
- ビタミンC…350mg×3回
ミヤリサンは、ビオチンが悪玉菌の餌になり吸収効率が悪くなって悪玉菌が増える原因になるそうなので、乳酸菌の数を正常値までコントロールする「ミヤリサン」という整腸剤を購入しました。
ビタミンCは同時接種でビオチン吸収効率が高くなって効果が出やすいとも言われているので、「ビタミンC」を購入しました。
Amazonは凄いですね。サプリメントを購入しようとすると、定期購入をオススメされました笑
取り敢えず一回だけ購入することにします。
マサオカ
オススメビオチン治療の方法をまとめた
ビオチン治療に必要なサプリ
ビオチンが届きました!これから飲んで行きます。わたしが買ったものを紹介します。
汗疱の救世主になるかも知れんやつやっと届いたッッッ!!!#ビオチン #汗疱 #ビオチン治療 pic.twitter.com/Ku9L6DYR8g
— まっさー林檎信者 (@iMassa07) 2017年9月12日
ビオチン
1錠/1回・3回
ミヤリサン
3錠/1回・3回
ビタミンC
1錠/1回・3回
私も、手の湿疹に悩まされています。ここ数年間、何もなかったのですが、今年の6月にポツポツと出始めて、広がっていき、いまだに治りません。
このブログを読んで、少し楽になりました。
ありがとうございます。
たぁさん
コメントありがとうございます。水泡に悩む気持ち、痛いほどわかります。
大学病院の先生の話では、出たり治ったりを繰り返してその周期が長くなっていき、いつの間にか治ると聞きました。しばらくならなかったのは、回復の前兆かもしれませんよ。
もう少ししたらビオチンというサプリが届くので、それを飲んで様子をみようと思ってます。またここで報告しますのでよかったらたまにのぞいて見て下さいね!
こんにちは。私も利き手の指と指の股に水疱ができ、ちょっとした刺激でつぶれ、手がベタベタになり、皮がめくれ、ひどい痛みで日常生活全般に支障がでています。
ここのブログにたどり着いて、とても参考になりました。
私も『掻かないでください』と病院の先生に言われ続け、げんなりしていました。
私の場合は3か月ごとに痒くなり、ひどくなり、治るのに3か月かかり、またすぐに痒くなるの繰り返しです。おかげで握力もとても弱くなり、ペットボトルも痛くて開けられなくなりました。
飲み薬の療法、とっても興味があるのでぜひ私も実践しようと思います。
ゆっちゃんさん、コメントありがとうございます。
そうなんです、掻かないでくださいっていうのは無理だし、結構無神経な言葉なんですよね。
ある程度我慢するんです。我慢してがまんして「もう無理…」ってなって掻いてしまったり…
片手だけでしたら、日常生活は送れるのでよかったですね!とプラス思考でいきましょう。
ストレスも原因の可能性があります。
あまり考えすぎず、長い付き合いをするって覚悟をもったら少しは気が紛れます。
いろんな原因が考えられるので、お互い、その原因が突き止められるといいですね。
ビオチンは、再発までの期間をかなり延ばしてくれました。
また、効果があったら教えてくださいね。