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汗疱はステロイドで一気に治してから対処するのが良い

少し前「汗疱治療中のおすすめケア用品まとめ」の記事を公開したところ、手湿疹で悩む方から「このブログを読んで、少し楽になりました。」とコメントを戴きました。

指グズグズ治療体験が、同じ症状で悩む人のためになったということで。

今後も汗疱について私が知っていること、調べたことは公開していきます。

この記事は…汗疱(異汗性湿疹)の方に向けています

掻いてジュクジュクになるし、掻くのを我慢しても水泡が成長して合体→爆発。どうあがいても救いのない病気が汗疱です。

不治の病というダメ押し。

10代のころは特に辛くて、「手を切り落として誰かのものと付け替えたい」と本気で思ってました。

このカテゴリでは、私が10年試した治療法の中から、汗疱が回復に向かった治療の一例を紹介しています。

今回は、あなたがいつも使っている「ステロイド」の利用方法の考察です。

具体的にお伝えしたいのは2つです。

  1. 正しい知識を持ってステロイドを使い分けること
  2. この病気との向き合い方

汗疱になったらは、他の人がどういう治療をして治ったのか気になるし、自分に合う治療方法を知りたいと思いますよね。

その悩みを解決するためには、いろんな人の症例と治療例を知って試さないといけません。だから私の例、汗疱が回復に向かった治療法をお伝えしますね。

汗疱は原因も様々で、効果がある治療法も違います。

治したいなら、草の根をかき分けてでも自分にあう治療法を探さないといけません。

ネットに載っている治療法や病院で案内されるものが全て正解ということはありません。

いろんな方法を試して自分に合うものを見つけないといけないんです。

病院の言うことばかり聞いてると、一生治りませんから。10年続いてる私がいうんだから説得力ありますよね?

私の事例を、治すための1つの情報としてお使いください。

情報の扱いについて
汗疱の治療法は確立されていません。あくまで一例として参考程度にお考えください。

対処療法のステロイド

汗疱と診断されたら、いとも簡単に処方されるステロイド軟膏に違和感を持っていました。

皮膚科が行う汗疱の治療=ステロイド軟膏ですが、今の炎症を抑えるだけの対処療法です。アトピーの治療とどこか似ているとこがあります。

強い薬を使いつづければ完治するわけじゃありません。正しい効能を理解して、使い分けないと。

瞬間的な効果としては、ステロイドは最強に効きます。症状が酷い時は、副作用がわかっていながら強いものを使わざるをえません

私はこの汗疱という病気と10年付き合ってきました。その過程でステロイドについて知り、ただ治りを早める万能薬ではないということがわかりました。

ステロイドを否定しているわけではなく、正しい知識を持って使うべきだと思っています。事実、今の私には欠かせない薬です。

私の汗疱症例をまず説明

プクプクと小さか水泡が指先周辺や手のひらにあらわれて、数日経つと外部刺激によって「かゆみ」が生まれてきます。

それを我慢したとしても2週間も経てばかきむしり、水泡を割って傷が真皮や、貫通して肉にまで届きます。

我慢すると、水泡同士が集まって大きくなります。割れた後の症状は初期よりひどいものです。

肥大化して日常生活の刺激で割れると、水泡が貯まっていた部分の肉に穴があき、回復の邪魔をします。

割れた様子は、めくれた皮膚に無数の穴が開いている状態。まるで蜂の巣。

この状態の写真は、「手の水疱歴10年の私が大学医から教わった汗疱の対処法を写真で解説」こちらに掲載しましたが、見ない方がいいです。

あまり気分のよいものではありませんので、リンクだけお伝えしておきます。

こうなってしまうと、もう使わざるを得ません。ステロイドは汗疱の炎症を抑える薬としては、非常に有効なのです。

医者の言うことは全部信じてきた

この病気になったのが17歳の時です。数年間は「お医者さんが言うことは全部正しいんだ!」という気持ちから、出された薬に疑問を持たず、言われた処方通りに服用を行っていました。

しかし、何年たっても治りません。この時、自分が使っている(使わされている)薬への猜疑心が生まれてきました。

なぜ、お医者さんはステロイドしか処方してくれないんだろう。

どのお医者様にかかっても、強さは違えど結局ステロイドしか処方してくれない。

皮膚の状態とステロイド比較

そういう心境(猜疑心でしょうか)になったことで、自分が使っている薬がどんなものなのかを調べるようになりました。

皮膚の状態による重症度

汗疱についての資料がありませんでしたが、過去に一度私の症状が「アトピー」だと診断されたことがあり、そのときに自分の皮膚の状態を調べたときに皮膚科学会の資料を参照しました。

ふと思い出したので、まとめます。こちらには、皮膚の重症度とステロイドの選択についてグラフ化されています。

アトピーと同じく、汗疱(異汗性湿疹)は薬物療法で炎症を鎮静化させる治療が主体です。

皮疹の重症度 外用薬
重症 高度の腫脹/浮腫/浸潤ないし苔癬化を伴う紅斑,丘疹の多発,高度の鱗屑,痂皮の付着,小水疱,びらん,多数の搔破痕,痒疹結節などを主体とする 必要かつ十分な効果を有するベリーストロングないしストロング
クラスのステロイド外用薬を第一選択とする.痒疹結節でベリー
ストロングクラスでも十分な効果が得られない場合は,その部位
に限定してストロンゲストクラスを選択して使用することもある
中等症 中等度までの紅斑,鱗屑,少数の丘疹,搔破痕
などを主体とする
ストロングないしミディアムクラスのステロイド外用薬を第一選
択とする
軽症 乾燥および軽度の紅斑,鱗屑などを主体とする ミディアムクラス以下のステロイド外用薬を第一選択とする
軽微 炎症症状に乏しく乾燥症状主体 ステロイドを含まない外用薬を選択する
引用元 P127 皮疹の重症度とステロイド外用薬の選択

ステロイドの5段階の強さランク

ステロイドには、その強さでランクが分かれます。「前より、強めのお薬出しときますねー」と言われますね、このランクですね。

話が逸れるのですが、私のいとこもアトピーだったので、その子のお母さん(私の叔母にあたる)人がステロイドについて勉強してとても詳しくなっていたので相談もしました。

今使ってるのはデルモベート…我々がお世話になるのは、ベリーストロング以上のステロイドでしょうね。

デルモベートが処方されるのはよっぽどの症状です。私でも数回しか出されたことはありません。出されたら警戒してください。

ただ、この記事を見つけられる方の症状って、その「よっぽど」の状態なのかもしれませんね。

赤が、私がストックして使い分けているステロイドです。

Ⅰ種
ストロンゲスト
(非常に強い)
デルモベート・ジフラール・ダイアコード
Ⅱ種
ベリーストロング
(とても強い)
フルメタ ・アンテベート ・トプシム ・リンデロン DP・マイザー ・ビスダーム ・テクスメテン ・ネリゾナ ・パンデル
Ⅲ種
ストロング
(強い)
エクラー・メサデルム ・ボアラ ・ザルックス・アドコルチン・ベトネベート・リンデロン V・フルコート
Ⅳ種
ミディアム
(普通)
リドメックス ・レダコート・アルメタ ・キンダベート・ロコイド ・グリメサゾン ・オイラゾン
Ⅴ種
ウィーク
(弱い)
プレドニゾロン
引用元 P128 ステロイド外用薬のランク

汗疱が悪化した時ステロイドの使い方

アトピー性疾患と同じように扱います。

軟膏、クリーム、ローション、テープ剤などの種類は、症状や部位を考慮して選ぶものなので、効果に変わりはありません。

塗り方は、「汗疱治療中のおすすめケア用品まとめ」でも紹介していますが亜鉛華軟膏と合わせて利用します。

治った瞬間止めていたのですが、先生に注意を受けました。治ったと思っても、表面しか治っていないので、塗るのを止めると再発する。

 

 

疑問でしたが、3人の皮膚科医が同じ意見だったのでしぶしぶ納得しました。

表面の炎症が治ったと確認したら、塗る頻度を減らしながら弱めのステロイドに切り替えて塗り続けています。

具体的には、治るまでは1日2回(夜寝る前・朝起きたら)を塗って、表面がデキたと判断できたら1日1回(夜寝る前)にしています。

治るにつれて上のグラフでデルモベート→フルメタ・マイザー→フルコート→ロコイドと弱めていき、だいたい2週間続けます。綿手袋は必須です。

※フルコートは使い終わってなくなったので、現在は飛ばしてロコイドを塗っています。

それでも再発するときは、再発しますけれど。
参照アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2016年版

ステロイドを使わない選択肢は正しいのか?

脱ステロイドを行っている方のブログをたくさん観ました。ステロイド外用薬を使いすぎると、ステロイドなしでの傷の修復力が弱くなる。という認識しかありませんでした。

他の副作用があるようですね。外用薬と内服薬の副作用はそれぞれ違うようなので、注意しましょう。

私の場合は、「利用を止めたらかゆみが増す」症状がでることがありますが、正直コレが副作用なのか汗疱によるものなのかがもはや分かりません。色素沈着は確かに一部ありますが、気になる程ではありません。

副作用の考察

ステロイドを利用したときの副作用について、いろいろなサイトで報告されています。
が、ネットの情報をそのまま信用するのが心配になり、先生に相談しました。その解答と、私の所感をまとめます。

爪がボコボコになる症状は副作用?

指先の汗疱にステロイドを利用した場合に「爪の表面がボコボコになる」「爪が変形する」「爪の白い部分の面積が多くなる」ことがありました。
汗疱で爪がボコボコになる

ステロイドか亜鉛華軟膏の副作用ではないか?と愛媛大学の藤山先生に相談したところ、そのようなことは無いと完全に否定されました。

爪という組織は、2層で生成されます。爪の根元と、爪の裏側の皮膚です。
汗疱によってその生成のバランスが崩れて、爪が変形することがある、とのことです。

これは副作用ではなく、汗疱の症状の一部だと言われました。ステロイドの副作用ではないとのことなので、私は心配していません。
爪がボコボコになる原因は、爪周辺にできた汗疱によるものとストレスを受けて作られた爪は変形する、という2つが原因のようです。

汗疱に向き合って考えが変わった

今回は、私が10年試した治療の中から、汗疱が回復に向かった治療の一例としてステロイドの使い方を紹介しました。

汗疱(異汗性湿疹)は不治の病ですが、歳を重ねると勝手に治るとも言われています。しばらく治らないことは受け入れて楽になりましょう。

17歳で汗疱と出会い10年。そんな私の汗疱の症例や、感じたことは「手の水疱歴10年の私が大学医から教わった汗疱の対処法を写真で解説」紹介しました。

病気も個性だと悟った

生活は不自由だけど、汗疱も自分の個性の1つだと悟り、すでに受け入れました。自分のコトを不幸だと思っていませんのでどうか不憫な目で見ないでください。

一つ、感銘を受けた言葉を紹介します。

確かにこの身体は不自由な事はたくさんある。だけど不自由であることと不幸であることはイコールじゃない。哀れに思われるいわれは無いよ!
鋼の錬金術師:第12巻 遠くの背中@アルフォンス・エルリック

みんな、どっか悪いでしょ?私はそれが目立つところにあるだけです。

現代の西洋医学では不治の病と言われているだけで、試してない手段なんかいくらでもあります。

完治を諦めたわけではない

今もセカンドオピニオンとして大学病院に通って情報収集しながら、民間治療のビオチン療法にチャレンジしているところです。

賢者の石の真実を知り、それ以外の方法で自分の身体を取り戻す手段を探すアルフォンスのような気持ちです。

出典について

出典データ
この記事に関する資料は「公益社団法人日本皮膚科学会 一般公開ガイドライン、アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2016年版」の数値を元に紹介しています。

参照公益社団法人日本皮膚科学会 一般公開ガイドライン
参照アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2016年版

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